相続についてもっと知ろう~相続人の範囲~

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突然ですが、「金田一少年の事件簿」というテレビドラマをご存知でしょうか。

ざっくり言うと

名探偵金田一耕助の孫である金田一はじめが、「じっちゃんの名にかけて!」と次々と難事件を解決していくというドラマです。

初代の堂本剛さんの金田一はじめもよかったですが、山田涼介さんの金田一はじめもなかなかいいんですよね。

先日の放送された内容は、数人の男女がとある建物に閉じ込められ、なぞの人物から出題されるクイズに答えられないと殺されていくというものでした。

色々とつっこみどころはあったのですが、最終的なオチ(?)は、その閉じ込められた男女の中に、お金持ちの親子がいて、この親子が真っ先に殺され、生き残った人の中に、実は、その殺された親子の遺産を受け継ぐ相続人がいたという・・・・それで、犯人は、遺産を受け継ぐ相続人の母親だったという・・・・そんなオチだったんです。

つまり、殺された親子には、婚外子(婚姻関係にない男女から生まれた子のこと)がいたということなんですね。

さて、~相続とは~の回でも述べましたが、人が亡くなった時に、誰がその人の遺産を相続するのか、相続人の範囲というのは、とても重要な問題となります。

相続人の人数や誰が相続人になるのかによって、受け継ぐ遺産の割合が異なってくるので、どこまでが相続人なのか、その範囲を明確にしておく必要があるんですね。

たとえば、亡くなった方に奥さんと子ども一人がいた場合、遺産を相続する割合(相続分といいます)は、奥さんが1/2、子どもが1/2となります。子どもが二人いた場合は、奥さんが1/2、子どもが1/4ずつとなります。

ここにいう子どもには、婚外子も含まれます。ついこの間までは、婚外子と婚内子(婚外子の反対で、婚姻関係にある男女から生まれた子のこと)の相続分は、1:2と法律で定められていましたが、子どもにしてみたら親の都合で相続分が異なるのはかわいそうだということで、1:1に改正されました(平成25年12月11日に公布・施行)。

上のドラマでも婚外子には、本妻の子どもと同じ分だけ相続する権利があったというわけですね。

ちなみに、亡くなった方に、奥さんのみで子どもはいない場合、亡くなった方の両親が健在の場合は、奥さんが2/3、両親が1/3(両方とも健在の場合は、1/3を等分して1/6ずつとなります)となり、両親がおらず、兄弟がいる場合は、奥さんが3/4、兄弟が1/4(兄弟が複数いる場合は等分します)となります。

以上、お話してきた内容は全て『法定相続』についての話になります。

『法定相続』とは、

法律で定められた相続人と相続分のことをいいます。亡くなった方が、遺言で誰に何を相続させるか決めていなかった場合に、この法定相続にしたがって相続されることになります。

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