家族名義の預金にご注意-名義預金-

228 read.
f05061a65c23024173ad5b73742554a5_s

相続税申告後、家族名義の預金はありませんか?と税務署から問い合わせが来ることが多くあります。これは、被相続人(亡くなった方)が相続人又は相続人の近親者など家族名義で預金した預金についての問い合わせです。家族名義であっても、被相続人の財産から拠出した預金は相続財産になります。

よくあるケースが、被相続人が生前、誰にも相談せずに、孫のためにとお孫さん名義で定期預金を預金していた、等のケースです。本来ならば、定期預金を設定した段階で、孫への贈与になり、原則は翌年の3月15日までに贈与税の申告をします。ところが、被相続人もまだ通帳は渡してないから、通帳を渡すときに贈与税の申告をすれば良いと誤解して、贈与税の申告を行わないまま死亡するケースが多いですね。お孫さんも、お孫さんのご両親も、お孫さん名義の預金があることを知らずに、相続税の申告後知ることがままあります。結果としては、相続税の修正申告を行い、申告してなかった預金の分は相続税と無申告加算税を納付することになります。

このようなケースを防ぐ方法は無いのでしょうか?その方法は、相続税の申告時に、被相続人の預金等を銀行で調べる際、家族名義の預金も調べることです。要は被相続人、相続人、相続人の家族の預金を取引銀行で調べることが重要ですね。相続人や相続人のご家族は調べて、自分の知らない預金口座があれば、被相続人が家族名義で預金したことになります。

無申告加算税は、自主的に修正した場合、税額の10%ですが、相続税の場合は、税額が大きくなりますので、無申告加算税も馬鹿になりません。相続税申告時の家族名義の預金は十分調査してから申告に望んでください。

Linke公式Facebookページに是非「いいね」をお願いします!
「いいね!」を押すと、Facebookのニュースフィード上で士業士たちの最新記事を受け取れます。