「夫も家事や育児を平等に分担すべき」に賛成する妻は80.5%!あなたは家事・育児をどのように分担していますか?「家事の分担」から学ぶ、夫婦円満への道

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私生活でのパートナーがいらっしゃる女性に質問です。

あなたは「パートナーも家事や育児を平等に分担すべき」だと思いますか?

賛成?

それとも反対?

「第5回全国家庭動向調査」(国立社会保障・人口問題研究所)によると、この質問に、80.5%の妻が賛成しているようです。

 

賛成と答えた方。

あなたは、日々、こんなことを思っていませんか?

「私は毎日こんなに家事・育児を頑張っているのに、パートナーはあまり家事・育児をしてくれない。家事・育児って重労働なのに。働いているのは一緒。それなのに私だけが…。」

 

でも、他方で、パートナーはこんな思いを抱えているかも知れませんよ。

「忙しい中できる範囲のことはやっているつもりだよ。それなのに、いつも、もっとやってと言われるんだよなぁ…。」

 

お互いが、こんな思いを抱えたままでいるとどうなるでしょうか。

日常生活の、些細なスレ違いのように感じられるかもしれません。

でも、長い年月をかけて蓄積されると、巨大なエネルギーになり、行き着くところは・・・。

 

「もうダメ。無理。限界。別れたい…。」

「急に別れたいと言われてしまって。何がなんだかさっぱり分からず…。」

 

夫婦関係のご相談の多くはこんな内容です。

でも、「縁あって一緒になったお二人なのだから、上手くいく方法はないのだろうか?」と思うこともあります。

別れる方法は法律に書いてあります。

インターネットで少し調べればたくさんの情報を得られます。

でも、夫婦円満の方法は…。

残念ながら法律には書かれていません。

法律も万能ではないようです。

 

では、どうしたら夫婦円満でいられるのか?

それが分かれば私自身も苦労しないのですが、

「人間って、どんな生き物なのか」を知ることにヒントがありそうです。

どういうことか?せっかくですから、家事・育児を例にとって、一緒に考えてみましょう。

次の質問をパートナーと一緒に考えてみてください。

 

「家事・育児を100%とします。

あなたは、ご自分が何パーセントの家事・育児をしていると思いますか?

パートナーに見えないように、紙に書いてください。」

 

 

まだパートナーに見せてはいけませんよ。

お二人とも、紙に書き出しましたか?

次にお互いの数字を見せ合ってもらいますが、その前に次の約束をして下さい

「絶対に、相手が書いたパーセントの批判をしない」ということ。

「そんなにやってないでしょ。」、「もっとやっているよ。」などと、相手の批判しないこと。

どんな数字を見ても、仙人になったつもりでグッと堪える。

これだけは守って下さい。

約束できましたか?

 

では、お二人が書いた紙を見せ合って下さい。

グッと堪えていますか?

深く息を吸って、ゆっくり吐いて。落ち着きましたか?

 

それでは、あらためてお互いの書いた数字を確認してみましょう。

 

もしかして、二人の数字を足すと100%を超えていませんか

100%を超えていても、気にする必要はありません。

私も試しましたが見事に100%を超えましたので。

それに、ここで伝えたいことは「100%にならなければダメ」ということではありません。

ここで伝えたいことは、

「人は、相手が思うよりも多くの家事を自分がしている」と考える傾向があるということです。

社会心理学で「自己奉仕バイアス」と呼ばれているものです。

 

なぜこのように考えるのか?

それは「自分が実際に行った時と、人の行いを見る時では、気が付く情報に違いが生まれる」からです。

要するに、「自分がしたことはよく分かっているし覚えているが、人がしたことはそれ程見えていないし覚えていない」ということです。

 

「あなたは、この一週間どんな家事・育児をしましたか?パートナーが、どんな家事・育児をしたか覚えていますか?」

あなた自身のことをより正確に覚えているのでは?

 

そんなの当たり前!という意見も聞こえてきそうですね。

そう!当たり前です。

でも、人は、頻繁にこの自己奉仕バイアスに陥ります。

もちろん私も。

それに、「当たり前のことを知っている」ということと、「当たり前のことを意識しながら物事を客観的に判断する」ということは、全く別です。

 

あなたは、「試験に合格したのは、自分の努力の結果だ」と思ったことはないですか?

逆に、「試験に落ちたのは、試験の傾向が変わったせいだ。運が悪かった。」と思ったことはないですか?

「成功したのは自分の手柄、失敗したのは時が悪かった。」と思ったことはありませんか?

これらは全て「自己奉仕バイアス」の例です。

 

家事・育児の話に戻りましょう。

当たり前のことですが、あらためてお伝えします。

「あなたは、自分のした家事・育児はよく分かっているし覚えている。

他方で、パートナーがしたことは覚えていないか、そもそも見ていない可能性があります。

だから、自分のしたことを高く評価し、パートナーのしたことを低く評価してしまう傾向があります。」

 

当たり前!でも、こんな当たり前のことを少し意識するだけで、自分のことだけでなく、パートナーへの見方も変わるはずです。

夫婦円満への第一歩。

それは人間がどんな生き物なのかを知ることなのかも知れません。

もしかしたら、法律よりも大切かもしれませんね。

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