社長の会社で3億円の保険に入る場合、保険証券は何枚ですか!?

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「生命保険戦略考~会社を守る。社長を守る。家族を守る。vol.3 」

~社長の会社で3億円の保険に入る場合、保険証券は何枚ですか!?~

 

みなさん、こんにちは。Linke運営事務局担当者です。

法人契約で保険金額が5000万円の保険にご加入された場合、保険証券は何枚届くでしょうか?

1枚ですよね・・・。

保険金額が1億円ではいかがでしょうか?

はい、これも通常1枚ですよね。

 

それでは、保険金額が3億円であればいかがでしょうか?
今まで私が多くのオーナー経営者のみなさんへしてきたご質問です。

えっ、そんなの全部一緒でしょ。1枚じゃないの・・・。

はい、1枚が決して間違いだとか、法律的に何か問題があるわけでもありません。
ところが私なら、1枚などというご提案はしませんね。

どういうことですか?

私なら例えば1億円×3枚だとか、2億円×1枚+1億円×1枚、7500万円×4枚だとか、
とかにしますね。
(保険商品によっても保険料高額割引バンドの関係がありますので、
高額割引が適用になる保険金額以上の設定は意識するようにする必要はあります)

なんでそんな面倒くさいことするのですか・・・?

何故ならば、こうしておくことにより将来的に保険契約(保険証券)を法人から個人
へ譲渡するというケースにあらかじめ備えておくためです。

法人から個人?譲渡? 
何のためにそのようなことが必要なのでしょうか。

もちろん絶対にそのようなことが必要なシチュエーション
となるとは限りませんが、ご自身がオーナーである法人で将来的に
相続事業承継が必要になるケースを想像してみてください。

法人でかけ続けてきた保険を社長個人へ契約者変更(譲渡)して
配偶者である奥様を受取人にする。このようなことで個人の相続対策として
奥様に遺産分割協議不要な“みなし相続財産”として保険金を残すことができる。
あるいは、契約者および保険金受取人を将来の後継者である長男へ
契約者変更(譲渡)すれば、一時所得として保険金を残すことができる。
なお一時所得の場合は、そもそも最初から相続財産にはならないため
相続税申告すら不要です。
(一時所得申告は必要ですが税金が相続税より低くなります)。
あるいは、法人契約のままにしておき金庫株の買い取り資金に充てる
などということもあり得るでしょう。

のように将来的にご自身の会社経営はどう推移してゆくのか、
将来的な後継者はどうするのか、だれに相続財産を多く残すことが
必要になってくるのか・・・等ということはその時の状況によって
変わってくるのです。

もしかしたら、将来的に会社がものすごく大きくなり、
自社株評価もものすごく高くなってしまったとしたらいかがでしょうか。
自社株を相続する相続人にはたいへんな相続税がかかる可能性がありますね。

もし、保険金額3億円で1枚の保険であれば、後から相続事業承継対策が必要に
なった時に、これを何本かの保険に分割するなどということは基本的にはできません。
将来、だれが保険金(あるいは解約返戻金)を受け取るのが有利なのか?
保険金(あるいは解約返戻金)受け取りをどのような税金対象(法人税?相続税?所得税?)
として受け取るのが有利なのか?

保険証券をあらかじめ分割しておいて、対策が必要な時に保険契約名義を変える。
これは大変有効な相続事業承継対策になるのです。

もしかして、保険営業マンや税理士の先生から勧められて加入した
保険が3億円で保険証券1枚などということはないでしょうか。
もしそのような保険証券があるのなら、どのよう理由でそのような契約形態を
勧められたのかを必ず質問してみてください。

「何故、何本かに分割した証券になっていないのでしょうか」というように。

もしかしたら、何か特別な理由があるのかもしれませんが、私には思い当りません。
明確な理由がないのだとしたら、その方々は残念ながらオーナー企業に対する
法人保険提案のプロではありませんね。

御社の保険証券は大丈夫でしょうか?

 

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