自転車事故

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さて、阿部さん運転の自転車が、横断歩道を歩行中の長島


(75女性)にぶつかり、長島さんは転倒した。


長島さんは、救急搬送されたが、意識レベルが低下したため

手術をおこなうも、5日後に死亡した。


遺族は、損害賠償を請求した。


損害のなかに、長島さんを失った精神的ショックのために、

うつ病、認知症に罹患し、その治療費、将来治療費、介護

関係費用も含めた。



阿部さんは、死亡の原因は、ベッドから転落したことで、事故

との因果関係はない。


事故により、うつ病、認知症に罹患したものではないと争った。




そこで、裁判官だが、裁判官は、長島さんが路上に転倒した際、頭部



に衝撃を受け、後頭骨骨折、右前頭葉脳挫傷、右急性硬膜下血腫、



外傷性くも膜下出血、後頭蓋窩急性硬膜下血腫を生じたこと、脳内出



血の増大により開頭血腫除去の手術を行ったが、改善がなかった



こと、事故の損傷以外の外傷性損傷が加わった形跡がないことなど



から、死亡と事故との因果関係を肯定した。



うつ病等の因果関係については、うつ病、認知症の症状の経過を



認定し、事故との相当因果関係を否定した。



損害の算定については、自動車と同じ基準を使うので、自転車事故



といっても、死亡につながったり後遺症が出れば、損害額は大きくな



る。

本件では、およそ4600万の損害が認められており、遅延損害金が



約4年分230万が加算される。



保険に入っていないと思うが、支払えるのかね。


自転車も怖いね。


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