歯科過誤

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就職前のお嬢さん、左奥歯に痛みがあったので診断を受けた。親知らずの周囲で

 

炎症が起きているという。抜歯手術をしたが、しびれや痛みが抜けなかった。

 

2ヶ月後、クリニックを尋ねたところ、大学病院を紹介された。その結果、舌の左半分

 

に味覚と知覚がないことが判明、回復は難しいと告げられた。

 

その後、神経縫合手術ができる病院は、国内でもわずかだが、10時間に及ぶ手術

 

を受けた。しかし、左の味覚は、回復せず、ろれつも回らず、舌をかむことも度々だった。

 

後遺症が残った。裁判になった。1800万請求した。 逸失利益が争点になった。

 

彼女は、すでに入社していた地元の会社を辞め、都会で探し、就職した。収入は、以前

 

より多かった。裁判所は、味覚障害が将来の家事労働に不便をもたらすことを考慮し、

 

労働能力を2%喪失したとして、155万の逸失利益を認め、総額422万。うち慰謝料は

 

220万。当然、控訴すべき事案のような気がするが、女性は区切りをつけて、前に進み

 

たいと、判決を受け入れた。詳細はわからないが、上記断片情報からも、あまりに低すぎ

 

るんじゃないかと思う。裁判官の不見識、常識感覚の欠如がなせる判断だね。

 

被害者の気持ちを汲んでくれる裁判官の少ない事には驚く日本の裁判。

 

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