『遺言』は想いを伝えるラストメッセージ!

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赤ちゃん

遺言書を作成されたらどうですか?

と申し上げると、「大げさに書類をつくるほど財産はない」とか、「うちはもめないと思う」などとしり込みされる方も少なくありません。

そんなときは、家族に手紙を書いておくくらいの気持ちで遺言を遺されるよう、お勧めしています


◆ 大切なことほど、伝えていない!

 資産家やオーナー経営者の方たちは、金融機関や税理士などから相続対策の必要性について話を聞く機会も多く、ことの重要性を感じられている方が多いようです。遺言書を作成しないまでも対策を打っていたり、相続についてお子さんと話をされているケースも少なくありません。ただ一般的には、ご家族が集まった機会に相続について話す機会はほとんどないのが実態でしょう。
 もちろん、親御さんに対する遠慮もあれば、親御さんにしても自分が元気なウチにこうした話を切り出す気にもならないというのが、本音です。ご自身(夫婦)で築かれた財産ですので、親から話のきっかけを作り、必要なことを伝えておくことが大切です。ところが、ほとんどの親御さんは「子どもたちは仲が悪いわけではなし、何とかするだろう」と手つかずのままとしてしまいます。

 
◆ 遺言で遺しておこう!親の子への想い!

遺言書は家族への財産の分け方だけを記載する書類ではありません。遺言書には、付言といって「親の、妻や子への想い」を記すこともできます。

● 遺言の最も大切な点は、親から子への愛情表現をラストメッセージとして伝えること!

 直接口頭では伝えづらい「親の子に対する想いや愛情」を、ラストメッセージとして遺せる点が“遺言”のもっとも価値ある、よい点といえるのです。愛情のラストメッセージを遺して、家族が後々まで円満に付き合っていける環境を用意してあげましょう。

 
◆ 親や夫に遺言書を書いてもらうには?

 遺言の必要性を感じられても、実際にいつ遺言を書けばよいのか迷われる方が多いのが現実です。タイミングは、財産の状況が確認でき、ご本人の考えが決まったときであればよいので、早ければ早いほどよいといえましょう。

・節目の年齢で、正常な判断ができるうちに遺しておこう!

 よく言われるのは、「年をとり、きちんと判断ができなくなる前に作りたい」です。遺すべき遺言を考えるにもエネルギーが必要です。節目の年齢になったときなどのタイミングを計り、正常な判断ができるうちに作成しておくことが肝要です。

・遺言書はいつでも書き換えられる!?

 「遺言は一度書いたらおしまい」と思われている方も多いのですが、実はいつでも作り直しができます。遺言は、もっとも新しい日付のものが有効とされ、その前までに作成済みの遺言はなんの役にも立たなくなります。
 つまり、家族の状況や財産の内容が大きく変わるようなことがあれば、遺言書の見直しも必要なうえ、作り直しも問題なくできます。もちろん、公正証書遺言を作成する場合は、公証人などの費用がかかりますが。

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