動揺関節とは何ですか。その場合の後遺障害はどうなりますか。

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動揺関節とは外傷による器質的な損傷で異常な関節運動が生じている関節を言います。

後遺障害は,その程度に応じて,上肢では10,12級(相当),下肢では8,10,12級(相当)となります。

 動揺関節とは何でしょうか
安定性を失い,正常では存在しない異常な関節運動が生じている関節を言います。
そして異常な関節運動とは,正常な可動域(参考可動域)を超えるような大きな動き,あるいは,異常な方向への動きと言うことです。
動揺関節の原因としては,神経性,靱帯性,骨性に分けられます。

2 関節不安定性とは何でしょうか
動揺関節の中で,特に靱帯損傷により異常な関節運動が生じている場合を関節不安定性と言います。
(なお,骨の形態異常の場合にも言います。)

3 後遺障害の対象となるものはどのような原因によりますか
原因が器質的なものであることが必要です。外力による骨折・脱臼・靱帯損傷等を原因とすると言うことです。

動揺関節の判定方法は何ですか
画像所見が必要です。
画像は,ストレスX線写真です。
ストレスX線写真とは,関節に負荷をかけた状態で撮影されたX線写真を言います。
なお,膝関節については,靱帯の損傷を調べる徒手検査も必要とされています。

5  動揺関節の後遺障害等級はどうなっていますか
上肢と下肢によって,次のようになっています。

上肢
10級=常に硬性補装具を必要とするもの
12級=時々硬性補装具を必要とするもの
12級=習慣性脱臼

下肢
8級=常に硬性補装具を必要とするもの
10級=時々硬性補装具を必要とするもの
12級=重激な労働等の際以外には硬性補装具を必要としないもの
12級=習慣性脱臼,または弾発膝

 

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