『正しい贈与のススメ』贈与したはずが、いつのまにか相続財産にならない為の方法!! 

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せっかくの贈与が、実は名義借り預金扱い!なんてことにならないよう、

煩わしくなくコストも安い、先々安心のできる“堂々贈与!”の方法をご紹介します。

 

□贈与するなら、正しいやり方を学ぼう!

ご年配の方に「贈与はきちんとやりましょう!」などと、ご本人が自分なりにやってきたことと異なるアドバイスでもしようものなら、毛嫌いされるのがオチです。なぜか、税金を払わない(ごまかす)方法に魅力を感じられるようですが、あとで手痛い目に遭っている方々も大勢おいでになります。実際、正しい贈与のやり方といっても、つぎのような点に気をつけるだけでごく簡単です。

銀行口座を用いて、子や孫(特に、未成年者)への現金贈与をする際の“正しい贈与のやり方”をご案内いたします


□銀行口座を開設するときはこうすればよい!

 贈与の前に子や孫名義の銀行口座を開設しておきましょう。口座開設といっても、いまは本人確認も厳しくなっていますので、健康保険証、住民票など本人確認ができる書類の用意も必要です。ついでに口座開設用の本人専用の印鑑も作ってあげれば、その後ずっと使ってもらえて、子や孫の記念にもなります。

 ポイントは、子や孫の専用の印鑑で銀行口座を開設して、現金を振り込むことです。その効果として、子や孫の通帳には、つぎのような証拠が残ります。つまり、銀行が公式に贈与の事実を証明してくれるわけです。

★いつ(何年何月何日)贈与したのか

★どういった形(銀行振り込み)で贈与したのか

★誰(親や祖父母)から贈与があったのか

★誰(子や孫)が贈与を受けたのか

★いくら(贈与額)送金したのか

そこで「振り込み手数料がかかるから、口座に直接入金したい。」などは、愚の骨頂というものです。
わずかなコストを惜しんで、贈与の証拠を残さないのは本末転倒です。

子や孫への愛情表現としての贈与が目的なら、正しい贈与をしておくことが大切です。

 

□通帳などの管理はこうする!

 贈与は本来、受贈者(子や孫)が受け取る意思を示して成立するものとされています。未成年者の場合は贈与できないことになってしまいますが、そんなことはありません。仮に祖父母が孫の口座に贈与するなら、その通帳は孫の法定代理人である親(父と母)が印鑑や通帳を管理すればよいのです。法定代理人たる親は自分の子に不利になるような贈与を受けることはありませんので、親が贈与を受ける意思表示を子に代わってするなら問題はないのです。

 そうはいっても、せっかくのおじいちゃん、おばあちゃんの孫に対する愛情をしっかり受贈者たる孫にも伝えておくことはとても大切です。


□贈与税の申告はこうすればよい!

贈与税の申告は、贈与の翌年3月15日までにする必要があります。また、贈与額が110万円以下なら申告義務はありません。しかし、相続対策としての贈与を行うなら、110万円以下の贈与であっても申告書を提出することをお勧めします。

本当に相続対策が目的なら、110万円にこだわらずにもっと多額の贈与を長期間にわたってされるとよいでしょう。


具体的にいくらの贈与がよいかは、人それぞれで、ケース・バイ・ケースです。ベイヒルズ税理士法人では、こうした相続・贈与対策のご相談も豊富な経験と実績、ノウハウを持つ専門家がお受けしています。どうぞお気軽にご相談ください。

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