自殺したら損害賠償請求された。

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認知症高齢者が徘徊しているうちに線路内に入って、遺族が高額の損害賠償金請求されたという裁判がありました。

 

ちょっと話は違いますが、アパート、賃貸マンションを借りている入居者がその部屋の中で自殺をすると大変です。

 

アパート、賃貸マンションを借りるときに仲介の不動産業者が入ります。不動産業者は不動産の売買の契約、賃貸の契約をするときに契約書の他にその不動産に関する重要事項の説明書を作成し、契約者に交付し、説明する義務があります。

で、アパート、賃貸マンションの前入居者が自殺したときにはその重要事項説明書に前入居者が自殺したと記載し説明しないといけないのだそうです。

 

そういう話を聞くと気味悪がって入居をためらうとか、安くしてくれないと契約しないという例が多いのです。

 

ですので大家さん(賃貸人)は大変です。大家さんは当然家賃収入で生活していますから、家賃が入ってこない、家賃が下がってしまうと死活問題です。

 

普通、賃貸借契約の期間は2年間が多いので、この2年間分の家賃が損害金と裁判所は認めた例があります。

 

大家さんは賃貸契約の保証人か自殺した人の相続人にこの損害賠償を請求します。

例えば家賃5万円でも2年分となると120万円になってしまいます。

家賃8万であれば200万円にもなってしまいます。

その他に遺体が腐って異臭がするとそのクリーニング代が10万円単位になることもあるようです。

 

この辺の損害賠償額の認定額、損害の発生期間などは、裁判例によっていろいろです。

まだ、最高裁の例がないようでいろいろで統一がとられていないとも言えますが、借主その相続人、保証人にとってはかなりきつい判決が多いのです。

 

保証人もまさか賃借人が自殺するとは思わず保証していますが、大変なことです。

 

家賃が払えなくて早めに大家さんから追い出しを食らった方が、頑張って家賃を払い続けて、その挙句自殺されてしまうより、保証人相続人としては楽だということになってしまいます。

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